「歩くだけ」「遊ぶだけ」「広告を見るだけ」でポイントが貯まる、というアプリは、 健康アプリやゲームの形をしていても、実際には広告を見せることや、 利用者の行動データを集めることを目的としている場合があります。
この種のアプリでは、利用者はお金を払っていなくても、 時間、注意力、広告視聴、利用データ、位置情報などを提供していることがあります。
ポイントは「報酬」のように見えますが、その代わりに、 何度も広告を見せられたり、他のアプリのインストールへ誘導されたり、 毎日ログインするよう促されたりすることがあります。
特に注意したいのは、ゲームや健康管理をうたいながら、 実際には他のアプリやゲームの広告を見ることが中心になっているものです。
「広告を見るとポイントが増える」「広告を見ると報酬が倍になる」 「広告を見ないと先へ進みにくい」といった仕組みが強い場合、 それはゲームというより、広告視聴を習慣化させる仕組みと考えた方がよいでしょう。
数円分、数十円分のポイントを得るために、 長い時間を使ったり、多くの広告を見たり、複数のアプリを入れたりするなら、 割に合っていない可能性があります。
「少し得をしている」つもりでも、 実際には自分の時間と集中力を安く手放しているだけかもしれません。
歩数系アプリの中には、歩数だけでなく、位置情報、端末情報、広告識別子、 利用履歴などを求めるものがあります。
特に、常時の位置情報、精密な位置情報、連絡先、写真、通知などを求める場合は、 その権限が本当に必要なのか、よく考える必要があります。
すべてのポイ活アプリが悪いわけではありません。 歩くきっかけになる、節約の補助になる、という範囲であれば役に立つこともあります。
ただし、広告を見ることが目的になったり、ポイントを取りこぼさないために 毎日気にするようになったり、必要以上の情報を渡すようになったりするなら、 利用を見直した方がよいでしょう。
目安として、次のようなアプリには注意しましょう。
「歩くだけ」「遊ぶだけ」で得をするように見えるアプリでも、 実際には、広告を見る時間や個人データを対価として差し出している場合があります。
健康のために歩くなら、まずは標準の歩数計やヘルスケア機能で十分です。 ポイントを貯めることよりも、広告や通知に振り回されず、 自分の時間と注意力を守ることを大切にしましょう。