CHAOSTIMES / 30TH ANNIVERSARY山田 泰司English
30YEARS
1996 — 2026
ChaosTimes — Chaotic Time Series Analyzing System。1996–2026年、株式会社あいはら。30周年に合わせて POV-Ray で再構築したタイトル画像。

カオス時系列解析の、30年。

時系列の中にある構造を見つめ、描き、予測する。
ChaosTimes は開発から30年を迎えました。
2026年、当時の解析システムを現在の macOS で再び動かしました。

2026年の macOS 上で動作する ChaosTimes。池田写像のアトラクタ、リアプノフスペクトラム、次元推定、定常性検定などの画面。
2026年の動作画面。開発当時の Motif GUI を維持しています。画像をクリックして拡大 ↗
01

古い UI のまま、現在の環境で。

画面や操作体系には、開発当時の姿が残っています。今回、数値計算ライブラリ anr、描画ライブラリ xbgi、ChaosTimes をまとめて整備し、macOS と OpenMotif の環境でビルドできるようにしました。

GUI の刷新ではなく、これまでの解析機能を再び使える形にするための更新です。

make -f mf
make -f mf run

展開した最上位ディレクトリで実行。
通常の make でビルドし、アイコンの探索先を設定して起動します。

ビルド環境について

OpenMotif の既定の参照先は /opt/homebrew。X11 のヘッダー・ライブラリと、動作中の X11 サーバーが必要です。配置に応じて MOTIF_PREFIX / X11_PREFIX を指定できます。

02

生成から解析、予測まで。

今回、macOS 実機で次の機能の動作を確認しました。

ここでの確認は、各機能の起動・計算・表示などの動作確認です。全機能・全条件での数値検証を意味するものではありません。

03

30周年に寄せて。

ChaosTimes は、実験・計測で得られた時系列を、非線形・カオスの視点から解析するために開発したシステムです。

当時のタイトル画像をもとに、30周年の銘板を POV-Ray で再構築しました。オリジナルのページとともに、現在の動作状況をここに記録します。30年を経ても、データの中に構造を見いだすための道具として。

ChaosTimes オリジナル公式ページ ↗
ChaosTimes 動作画面の拡大