fstream / programming memo

fstream

概要

標準入力、標準出力、標準エラー出力以外のstreamを使うためのclass。
要するに、普通のファイル入出力をstreamとして扱う。

使い方

以下に具体例を示す。

#include <fstream.h>

int main()
{
  char s[2048];
  ifstream ifs("foo");
  ofstream ofs;

  ofs.open("bar");

  while(ifs  >> s){
    ofs << s << "\n"; }

  ifs.close();
  ofs.close();
}

これは、fooというファイルから読み出したデータをbarというファイルに書き出すプログラム。
入力はifstream、出力はofstreamというclass。
例にあるように、classを作るときにファイル名を渡してオープンしてもいいし、後でopen()を使ってオープンしてもいい。

注意点

streamはスペースやタブはセパレータ扱いするようだ。
例えば上記のプログラムを実行した場合、fooの内容が以下のようになっていれば、
```
1 2 3
```
barには、
```
1
2
3
```
と出力される。